風が頬を撫でていくほんの一瞬、束の間の心模様を切り取って紡いだエッセイ。

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想いを乗せて

 

何度も何度も呼びかけたら
いつか届く日が来るのでしょうか。

数え切れぬほど積み重ねることができたら
ふと響く瞬間があるのでしょうか。

決して言葉にはできないけれど
心から溢れてしまいそうなほどに
繰り返し繰り返しあなたの名を呼ぶ。

どれだけのリアルがそこにあれば
あなたと夢で会えるのでしょうか。

色も温度も匂いもあれば
あなたと同じように感じられるのでしょうか。

ぬくもりを分け合うような
やわらかで優しい夢から目覚めると
そこにあなたの気配はない。

想いの強さは孤独と比例するばかりで
私を抱き締める腕にはならない。

Category : essay

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